その他の応用
月齢周期は自然界の相の変化を知る目安として、まずは暦として活用されました。それは農法にも取り入れられたのです(農事暦など)。実際、月齢にあわせて植物を栽培することは古今東西で見られました。新月とともに植物の種を蒔いたり、欠けていく月の期間に刈り入れたり、木を伐採したりしたのも、植物の成育と月齢の関係が意識されていたからです。
現代では、月齢周期と人間の精神病理、または交通事故、暴力事件などとの関係がさかんに叫ばれています。そのことから、日本でもあるトラックの組合では積極的に月齢による交通事故要注意カレンダーなるものを作成し、それをドライバーに配付したりもしています。
漁業関係では豊漁が月齢周期と関係していることは常識になっています。また、潮汐表は釣りをする人にとっても必需品です。それは月の引力による干満周期や海生生物の満月時の生殖ピークなど、科学的に説明のつくところから受け入れられています。
それ以上のことになると、科学からオカルトの領域にされてしまいます。しかし、今の科学が明らかにしていなくても、将来の科学では常識になっているものもあるでしょう。経験則から応用できるものも多いはずです。たとえば、産院ではもっと積極的に満月期間での『お産予報』を利用したり、また警察や病院でも「ルナティック・ハイ」による『交通事故多発予報』や『輸血確保週間』(満月時は出血が多いということから)などを設けるなどです。
病理心理学の先生方にはもっと、『月齢による人間の病的心理』とか『満月時の心理変化』などを研究していただければと思います。そこから、月齢・心理効果による『月齢心理カレンダー』や『ルナ心理テスト』などが作成されれば、きっと役に立つ人もいることでしょう。
月光が人の精神と肉体を同時に変化させることの生化学的な裏付けが見つかったという報道も以前なされましたが、こうした『月光変心(変身)効果』(ジキルとハイド効果)の良い面も探究していくべきでしょう(治療に応用するとか)。
そこまでいかなくても、人間の気性と月齢周期には明らかに相関があるので、それを活用した(気象予報ならぬ)『気性予報』くらいは作れるのではないでしょうか。
また、血液型占いが人間を4種類のタイプに分けて、性格占いとして定着しているように、月齢気質も新月・上弦・満月・下弦生まれと4種類に分けられるので、占いとしてこの月齢気質学を定着させるのも一つの手段かもしれません。どの月齢に生まれたかでモノの見方、感じ方が人それぞれに違いますので、その誕生日月齢の組合せを見ることで相性占いもできるのです。同時に、誕生日月齢とその時の月齢周期の応用で、恋愛成就(求愛のタイミング)法にも応用できるというわけです。
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